3月 20, 2016 19:46 Asia/Tokyo
  • イラン外務大臣が、トルコ首相と会談

イラン外務大臣が、訪問先のトルコで同国の首相と会談しました。

IRIB通信によりますと、トルコのダーウトオール首相は19日土曜、イランのザリーフ外務大臣と会談し、「トルコは、制裁解除後のイランと最高の関係を持つべきだ」と強調し、「トルコとイランの経済は、補完し合っており、両国は通常の貿易関係を越えて、それ以上の関係に達するべきだ」と語っています。

また、トルコ・イスタンブールで開催が予定されている、平和・団結をテーマとした次回のOIC・イスラム協力機構の首脳会合に触れ、この会合にイランが参加することは極めて重要であるとしました。

さらに、特にエネルギーや運輸をはじめとする様々な分野での両国の協力拡大の必要性を強調しました。

一方、ザリーフ大臣も、二国間、そして地域的なあらゆる分野での両国の協力拡大の必要性を強調し、「イランは、わが国が苦境に立たされていたときの友好国を、決して忘れることはない」と語っています。

また、「イランとトルコの協力の継続は、シーア派とスンニー派を含めたイスラム世界に対するプラスのメッセージを提示している」と述べています。

ザリーフ大臣は、今回のトルコ訪問で同国の外務大臣や大統領とも会談を行いました。

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