日本とロシアが追加関税措置についてアメリカに警告
May 23, 2018 16:14 Asia/Tokyo
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鉄鋼
日本とロシアが、鉄鋼製品とアルミ製品への追加関税に関するアメリカの行動は報復対象になると警告を発しました。
ロイター通信によりますと、WTO世界貿易機関は、日本とロシアはアメリカによる、鉄鋼製品とアルミ製品の輸入関税に関するおよそ10億ドル規模の制裁の行使に対抗措置を取る可能性があると警告を発したと伝えました。
ロシアの声明によりますと、アメリカは計画により、ロシア製の輸出品に対して、年間5億3800万ドルの追加関税額を課すことになるということです。
また、日本に対しても4億4000万ドルの追加関税が課されることになるとされています。
両国は、これと同額の追加関税を課す権利があるとしました。
アメリカのトランプ大統領は、最近、鉄鋼製品とアルミ製品の輸入品にそれぞれ25%、10%の関税を追加しましたが、これはアメリカの貿易相手国の抗議に直面しています。
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