アメリカの政治家や専門家が北朝鮮との首脳会談を否定的に評価
6月 13, 2018 18:16 Asia/Tokyo
アメリカの政治家や専門家が、トランプ大統領と北朝鮮のキムジョンウン朝鮮労働党委員長の会談は、無計画で無目的な行動だとしました。
アメリカ下院のポール・ライアン議長は、声明の中で、アメリカは北朝鮮に対する経済的な圧力を緩めるべきではないと強調しました。
ライアン議長は、北朝鮮の長期的な目標はこれから明らかになり、アメリカは同国に対する経済的圧力を維持すべきだとしました。
また、アメリカ上院外交委員会のメンデレス議員も、北朝鮮のキムジョンウン朝鮮労働党委員長との戦略なき会談を批判し、トランプ大統領は、外交技術は、取引の技術よりも難しく、北朝鮮に対しては戦略を有しているということを示さなければならないということを理解すべきだとしました。
シンガポールでの米朝首脳会談の開催後、一部のアメリカ国内のアナリストは、トランプ大統領の行動は、実際、西側の同盟国との、第二次世界大戦の終わりから75年間に及ぶ友好関係や同盟関係を終わらせる行動だと強調しました。
EUや、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表、IAEA国際原子力機関の天野事務局長も、声明の中で、トランプ大統領とキム委員長の会談に対して、慎重な反応を示しています。
タグ