イエメンのフーシ派が、ブリュッセルのテロに反応
3月 23, 2016 19:42 Asia/Tokyo
イエメンのシーア派組織フーシ派が、ベルギー・ブリュッセルのテロ攻撃は、世界におけるタクフィール主義思想の拡大を示すものだとしました。
アルメナールチャンネルによりますと、フーシ派の報道官は、フェイスブックで、ブリュッセルの爆発を非難すると共に、「テロの存在は世界のすべての人の損害になる。国際社会は、すべての人を平等に見つめ、平和と治安の確立に努力すべきだ」と語りました。
さらに、「ブリュッセルの爆発は、地域や世界の一部の政府が、テロリストのタクフィール主義を自分たちの利益のために利用しようとしていることを示した」としました。
また、タクフィール主義のテロリストへの支援にかかわっている国々に対し、立場を見直すよう求めました。
こうした中、イエメンの革命最高委員会は、声明の中で、ブリュッセルの爆弾テロを非難しました。
この声明の中で、国際社会全体がテロに対処する必要性を強調しました。
22日火曜、ブリュッセルで起きたテロにより、少なくとも34名が死亡、200名以上が負傷しました。
テロ組織ISISがこの攻撃の犯行声明を出しました。