ベルギーが、過激派対策の用意

ブリュッセルの内務大臣が、暴力的な過激派との戦いに向けた用意を明らかにしました。

IRIB通信によりますと、ベルギーのヤンボン内相は、22日火曜夜、首都ブリュッセルでの爆発を受け、この攻撃の発生に遺憾の意を表すと共に、「ベルギーは暴力的な過激派と戦い、それを敗北させるつもりだ」と語りました。

ヤンボン内相はさらに、「当局はフランスやドイツといったヨーロッパ諸国でのテロの準備が進められているのを知っていたが、これほどの規模の攻撃は想定していなかった。これほど大規模なテロはすべての人を驚かせている」と語りました。

ベルギーのミシェル首相は、22日火曜のブリュッセルでのテロ攻撃を受け、25日の中国訪問をキャンセルしました。

ベルギーのフィリップ国王も、国民に向けた演説で、「現在国は喪に服しているが、人々はこうした脅威に対して、冷静に集団的な反応を続け、国の関係者を信用すべきだ」と語りました。

22日のブリュッセルでの爆弾テロで、35人が死亡、200人以上が負傷しました。