サンダース氏、トランプ氏の反イスラム発言に怒り
(last modified Thu, 24 Mar 2016 10:40:55 GMT )
3月 24, 2016 19:40 Asia/Tokyo
  • サンダース氏、トランプ氏の反イスラム発言に怒り

アメリカ大統領選挙の民主党候補を争っているサンダース氏が、トランプ氏の発言を強く批判し、ブリュッセルなどのテロ事件を理由に、世界のイスラム教徒を攻撃するとしたトランプ氏の表明を怒りを引き起こすものであり、アメリカの憲法に反する、としました。

イルナー通信によりますと、サンダース氏はテレビのインタビューで、共和党候補を争っているトランプ氏はテレビのショーのために選ばれた人物だとし、ブリュッセルの痛ましいテロ事件をイスラム教徒に対する憎悪を拡散させるための口実にしているとして彼を非難しました。

サンダース師は、テロ組織ISISを、パリ、アメリカ、ベルギーで人類に対する犯罪を行った憎悪すべき集団だとし、「ISISとの戦いがアメリカの憲法違反につながるべきではない」としました。

また、「イスラム教徒である人が、必ずしもテロリストであるとは限らない」とし、「世界のトランプに対してブリュッセルなどの痛ましい事件を悪用することで、世界の全イスラム教徒を攻撃することを許してはならない」と述べました。

トランプ氏は22日火曜、CBSテレビのインタビューで、世界のイスラム教徒に対する侮辱的な発言をし、「イスラム教徒のモスクで、病的な出来事が蔓延していることから、モスクでのスパイ活動は必要だ」と語りました。

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