米・フロリダ州民が、ハリケーン被災地へのトランプ大統領の対応に抗議
9月 23, 2018 18:24 Asia/Tokyo
アメリカ・フロリダ州で、数百万人の人々が同国のトランプ政権がハリケーンの被災地に注意を払っていないことに抗議し、デモを行いました。
アメリカ・ボストン市のウェブサイトによりますと、22日土曜、フロリダ州パームビーチにあるアメリカ合衆国国定歴史建造物で、第45代アメリカ合衆国大統領であるトランプ大統領の別荘マー・ア・ラゴの前に抗議者が集結し、「人々を尊重せよ」、「プエルトリコの住民に正義を」と書かれたプラカードを掲げました。
この抗議デモではまた、数十台の車両がトランプ大統領の別荘に接近し、クラクションを鳴らし、プエルトリコの国旗を提示して、トランプ大統領に対する抗議の意を表明しました。
抗議者の多くは、複数のバスに分乗してフロリダ州マイアミからオーランまでの長距離を移動し、トランプ大統領の別荘前に到着しています。
この抗議デモが実施された当時、トランプ大統領は不在でした。
ジョージ・ワシントン大学の正式な統計によりますと、昨年のこの時期に発生したハリケーン・マリアの影響で、およそ3000人が死亡しています。
フロリダ州選出のネルソン上院議員は、22日の抗議デモにおいて、プエルトリコが現在置かれている立場を受け入れがたいものだとし、昨年ノハリケーンの犠牲者の統計に対するトランプ大統領の発言は侮辱的なものだった、としました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。