アルジェリア・エネルギー相がアメリカ大統領のOPEC発言に反応
9月 29, 2018 18:51 Asia/Tokyo
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OPEC石油輸出国機構
アルジェリアのギトウニ・エネルギー大臣が、OPEC石油輸出国機構に関するアメリカのトランプ大統領の発言に反応する中で、「OPECはその決定において自由で、独立した形で行動する」と語りました。
イルナー通信によりますと、ギトウニ・エネルギー大臣は、28日金曜、アルジェリアの下院で、OPECは石油価格を下げるべきだとするトランプ大統領の発言に関して、誰もOPECに対して何をすべきか指示することはできないとしました。
また、今月23日にアルジェリアで行われた最近のOPEC加盟国・非加盟国の共同閣僚監視委員会の会合に関して、「この会合は大いに成功した」としました。
この会合の終了後、参加国は石油の増産に向けた決定を行いませんでした。
こうした中、アメリカはOPECに石油を増産させ、石油価格を下落し、イラン産原油の輸出への対抗策によるマイナスの影響を打ち消そうとしています。
トランプ大統領は、第2段階の制裁が復活する11月4日までにイラン産原油の輸出をゼロにすると語っています。
一方で、中国などのイラン産原油の主要な輸入国は、アメリカの制裁にもかかわらず、イラン産原油の輸入を続けると表明しています。
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