アルジェリア上院議員、「フランスは、植民地時代の損害賠償を支払うべき」
10月 23, 2018 17:24 Asia/Tokyo
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アルジェリア上院の Louisette Ighilahriz議員
アルジェリア上院の Louisette Ighilahriz議員が、フランス政府に対し、アルジェリアを132年間植民地支配したことに関する損害賠償の支払いを求めました。
カタールの衛星通信アルジャジーラによりますと、同議員は22日月曜、「フランスは、1830年から1962年までの132年間にわたるアルジェリアへの植民地支配の時代において、アルジェリアの富や資源を略奪しており、今やこれを償うべきだ」と語っています。
フランスの植民地支配に対するアルジェリアの独立革命の活動家である同議員はまた、「フランスはさらに、アルジェリアで、自らが犯罪を起こした事実を認めるべきだ」と述べました。
さらに、「フランスは、自国の領土を3回か4回に売却したとしても、その資金で過去数十年間における自らの犯罪や、アルジェリア国民が受けた損害を償うことはできない」としています。
アルジェリアは、フランスによる植民地支配下にあった時代に、数多くの犠牲者を出したことから、100万人の殉教者の国として知られています。
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