アメリカ大統領、カショギ氏の殺害事件に対するサウジアラビア皇太子の関与の可能性を認める
10月 24, 2018 19:39 Asia/Tokyo
アメリカのトランプ大統領が、「反体制ジャーナリストの殺害事件にサウジアラビアの政府関係者が関与しているのであれば、それはムハンマド皇太子だ」と語りました。
トランプ大統領はウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、「サウジアラビアは最初から最後まで、カショギ氏の殺害事件に対応する上で怠慢だった」としました。
また、サウジアラビアのサルマン国王は、カショギ氏の殺害を事前に知らなかったが、ムハンマド皇太子は強くこのようなことを望んでおり、このため、もしこれに誰かが関与したのであれば、それはムハンマド皇太子だとしました。
さらに、2001年のアメリカ同時多発テロの中でも、テロリストはサウジアラビアからアフガニスタンに渡航していたとしました。
ウォールストリートジャーナルは、アメリカが、カショギ氏の殺害事件にかかわっていたとされる21人のサウジアラビア当局者に対する外交措置を取ったと伝えました。
トランプ大統領は、カショギ氏の殺害事件に消極的な態度を取り続ける中で、サウジアラビアとの利益の多い取引を停止することはないと強調しました。
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