ロシアとインドが、５億ドル規模の艦艇製造契約を締結

11月 21, 2018 18:56 Asia/Tokyo

ロシアとインドの政府関係者が、インド南部Guaで２隻の艦艇製造に関する５億ドル規模の協定を締結しました。

インドの新聞ヒンドゥスターンタイムズは、２０日火曜付けの記事で、「今回の協定は、ロシアのRosoboronexport社とインドのGua造船企業の間で締結された」と報じました。

これらの艦艇は２０２７年までに製造を終え、その後インド海軍に引き渡されることになっています。

この協定では、さらに「ロシアはこの艦艇の製造技術をインドに移転することに同意する」とされています。

この協定の締結は、インドとロシアがアメリカの反対や警告を押し切る形で、５２億ドル規模の５つのミサイル防衛システムＳ４００の購買契約を締結した１ヵ月後に成立したものです。

インドとロシアは、相互間の幅広い戦略・軍事協力を行っています。

インドは、国防やエネルギー、原子力分野において、ロシアに大きく依存しており、ロシアもまた軍備や兵器の調達において、インドがアメリカなどの西側諸国やシオニスト政権イスラエルと通商取引を行うことを阻止したい考えです。

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