中国が、INF全廃条約の多国間条約化に反対
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中国外務省が、INF・中距離核戦力全廃条約を多国間条約とすることに反対しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
12月 05, 2018 21:17 Asia/Tokyo
  • 中国外務省の耿爽(こう・そう)報道官
    中国外務省の耿爽(こう・そう)報道官

中国外務省が、INF・中距離核戦力全廃条約を多国間条約とすることに反対しました。

IRIB通信によりますと、中国外務省の耿爽(こう・そう)報道官は、「中国は、INF全廃条約を多国間条約とすることに反対だ。それは、この合意がアメリカとロシアの二国間条約だからだ」と語りました。

INF全廃条約は1987年に2ヶ国間の条約として、当時のアメリカとソ連の間で調印され、冷戦における緊張緩和の重要な措置の1つとされていました。

この条約に基づき、射程1000キロから5500キロの中距離ミサイル、及び射程500キロから1000キロの短距離ミサイルは完全に廃棄されることになっていました。

トランプ米大統領は今年10月20日、国際合意や国際機関からの脱退という自らの政策を継続する中、「アメリカはINF全廃条約を破棄するつもりだ」と表明しました。

 

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