フランス財務相、「黄色いベスト運動は、国家経済にとっての大惨事」
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フランスのルメール財務相
フランスのルメール財務相が、「フランス経済は、黄色いベスト運動による深刻な被害を受けている」と語りました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、ルメール財務相は9日日曜、「黄色いベスト運動は、フランスの経済や通商、ビジネスにとっての大惨事だ」と述べています。
また、「黄色いベスト運動により、今年末までのわが国の経済成長率が下がることになる」としました。
この報告によりますと、フランスのヌニェス内務大臣付副首相は、9日土曜の抗議運動で少なくとも700人が逮捕・拘束されたことを明らかにしています。
フランスのマクロン政権は、燃料税の引き上げを取りやめていますが、一方で警察と治安部隊が抗議者への厳しい弾圧を続けています。
最新の世論調査の結果、中間階層を中心とするフランス国民全体の84%が、黄色いベスト運動と称する今回の一連の抗議行動を支持していることが判明しています。
また、フランスでのこの抗議行動はオランダやベルギーをはじめとするほかのヨーロッパ諸国にも波及しています。
黄色いベスト運動は、フランス政府が打ち出した燃料税の引き上げへの抗議行動として、先月17日から開始されています。
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