欧米がイランのミサイル問題を巡る協議の開催
3月 30, 2016 19:59 Asia/Tokyo
アメリカとヨーロッパ3カ国が、イランのミサイル実験に対する反応として、安保理会議の開催を求めました。
ロシア外務省核拡散防止及び軍縮管理問題局のウリヤノフ局長が、イランのミサイル実験は安保理の決議に沿ったものだとしました。
AP通信によりますと、アメリカとヨーロッパ3カ国(フランス・イギリス・ドイツ)は、29日火曜、イランの最近のミサイル実験に対して反応し、この実験は安保理決議を黙殺して行われたとして、安保理会議の開催を求めました。
この4カ国の報告は、イランの決議遵守を検討するために安保理により選ばれたスペイン国連大使に送られました。
この報告では、国連のパン事務総長に対しても、イランのミサイル活動が安保理決議に違反していないかどうかを完全かつ包括的に報告するよう求められています。また安保理に対しても、この措置に対する適切な反応を検討するよう要請されています。
シオニスト政権イスラエルのダノン国連大使はこの措置を歓迎しましたが、ロシアのウリヤノフ局長はこのアメリカ、フランス、イギリス、ドイツの要請に対して、イランのミサイル実験は安保理の決議に沿ったものだとしました。
イランイスラム革命防衛隊は、最近のミサイル実験で、複数の長距離弾道ミサイルを発射しました。
イランは何度となく、イランのミサイル力の拡大は、単に防衛的な側面を持ち、防衛力に関して一切制限は受け入れないと表明しています。
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