アメリカ議会が、政府系機関閉鎖の一時解除に合意
1月 26, 2019 17:55 Asia/Tokyo
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トランプ大統領
アメリカ下院が、政府機関を再開するつなぎ予算案を可決しました。
ロイター通信によりますと、アメリカ下院はつなぎ予算の可決後、これへの署名と法制化のため、トランプ米大統領に送付しました。
アメリカ上院も数時間前に、トランプ大統領によるメキシコとの国境壁の建設用の予算抜きで、政府系機関の閉鎖解除に向けたつなぎ予算を可決しました。
複数の報道によりますと、アメリカ議会とトランプ大統領は、2月15日までの3週間にわたり政府系機関の閉鎖を一時的に解除し、同大統領からの国境壁建設費57億ドルの請求問題を、次回の協議に先送りすることで合意したということです。
また、民主党議員51名は25日金曜、下院軍事委員会のアダム・スミス委員長に書簡を送り、今後はトランプ大統領が緊急事態宣言の発令によって国境壁建設費を確保することのないよう求めました。
35日間の政府系機関の閉鎖は、アメリカ史上最長記録とされています。
格付け会社S&Pグローバルは、アメリカの政府系機関の一部閉鎖により、少なくとも60億ドルの損害が生じたことを明らかにしました。
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