国連、「北朝鮮は、自国の核・弾道ミサイル計画を維持」

2月 06, 2019 18:14 Asia/Tokyo

国連が、「北朝鮮は、自国の核・弾道ミサイル計画を維持している」としました。

この機密報告によりますと、北朝鮮は核・弾道ミサイル能力の維持に向けて模索を続けているということです。

国連のこの報告書は、安保理北朝鮮制裁委員会の１５の構成国に対して出されたもので、トランプ米大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の間で予定されている２回目の会談を前に発表されました。

また、この報告からは、北朝鮮が小規模の核兵器やミサイルの格納庫、製造施設に対する最終的な攻撃を回避、また弾道ミサイルの実験などのために、空港などの非軍用施設を使用していることが判明しています。

トランプ大統領とキム委員長は昨年６月１２日、シンガポールで共同文書に調印し、この中で北朝鮮は核兵器の完全な廃棄を、そしてアメリカは北朝鮮の安全保障を約束しました。

しかし、この会談から間もなく、トランプ大統領は北朝鮮に対する制裁を１年延長し、北朝鮮政府関係者の怒りを招きました。

ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。