EU離脱主導権が、英政権から議会に移行
3月 26, 2019 19:18 Asia/Tokyo
-
EU離脱主導権
イギリス議会が、EU離脱主導権を掌握する法案を可決しました。
イルナー通信によりますと、イギリス議会は25日月曜夜、賛成329票、反対302票でこの法案を可決しています。
この法案の可決は、この数ヶ月間にEU離脱(ブレグジット)をめぐり、合法性を失っているイギリスのメイ政権にとって、もう1つの大きな打撃となっています。
イギリスの与党保守派の議員30名は労働党やそのほかの野党政党の議員らとともに、メイ政権からEU離脱の主導権を移行させるため、同調する動きに出ました。
また、3人の副大臣が辞任を表明してこの動きに加わっています。
イギリス議会はこれに先立ち、同国のEU離脱に関する政府側の案に2回にわたり反対していました。

EUは今月21日、イギリスのEU離脱の延期に向け、条件付で同意し、メイ政権に対し議会内でのブレグジットをめぐる3回目の採決実施のため、数日間の猶予を与えました。
イギリス首相官邸は今月19日、EU離脱問題が同国を危機に陥れたと表明しています。
イギリス国民は2016年6月23日、国民投票においてEU離脱に賛成票を投じました。
しかしこの数日、500万人以上のイギリス国民が署名を集め、同国のEU残留を求めています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
タグ