フランス・パリでのメーデーの行進で、300人が逮捕
May 02, 2019 05:35 Asia/Tokyo
フランス内務省が、同国のパリにおけるメーデーにちなんだ集会や行進の中で、300人が逮捕されたことを明らかにしました。
IRIB通信によりますと1日水曜、パリをはじめとするフランスの各都市で、数十万人の市民がメーデーにちなんで一斉に行進を行ったということです。
フランスの反資本主義運動や組織は、デモ行為に参加したフランス人の数を31万人と発表しています。
これらの行進は、フランスの治安部隊の襲撃により、暴力に発展しました。
フランス内務省は、同国の各都市でのこうした行進の中で、100人以上の抗議者が負傷したと発表しています。
フランスでは、昨年11月17日から同国の政府の政策に反対する市民の抗議運動が展開されています。
こうした抗議運動は、同署は燃料税の引き上げをはじめとする、フランスのマクロン大統領の経済政策に反発して始まりましたが、休息に政治色を帯びてきました。
この運動への参加者は、「黄色いベスト」運動を自称し、フランス市民への圧迫が強まった原因がマクロン大統領の政策にあるとし、同大統領の辞任を求めています、
調査会社オドクサ(Odoxa)が、フランスのラジオ局や同国の新聞ル・フィガロ向けに行った最近の世論調査では、フランス国民の4分の3がマクロン大統領の行動に不満を持っていることが判明しています。
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