EU上級代表、「EUはファーウェイ社の活動を禁じる計画なし」
(last modified Sun, 02 Jun 2019 11:06:51 GMT )
6月 02, 2019 20:06 Asia/Tokyo
  • モゲリーニ上級代表
    モゲリーニ上級代表

EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表が、「EUは、ヨーロッパにおける中国の通信機器大手ファーウェイ社の活動を禁じる計画はない」と語りました。

イルナー通信によりますと、モゲリーニ上級代表は1日土曜、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議の傍ら、中国とEUの関係は複雑だとし、「EUは、気候変動や核合意などの様々な問題において、中国と協力している」と述べています。

アメリカ政府は、安全保障上の脅威をはじめとする様々な口実により、ヨーロッパ諸国など自らの同盟国に対する圧力を強化し、欧州でのファーウェイ社の活動継続を阻止させようとしています。

アメリカのトランプ政権は先月中旬、ファーウェイ社及び同社の系列企業70社をブラックリストに掲載しました。

さらに、アメリカ政府は同国企業に対しても、ファーウェイ社に対するの部品や技術の販売を禁じています。

アメリカは、ファーウェイ社を中国政府のために諜報活動を行っているとして非難していますが、中国政府はこれを強く否定しています。

 

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