ロシア外務次官、「核合意に対するアメリカの行動は意図的なもの」
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ロシアのリャブコフ外務次官
ロシアのリャブコフ外務次官が、核合意に対するアメリカの行動を批判し、「政界の首脳らが核合意をめぐり会談し、決定を下すのに、今が適切な時期だ」と語りました。
イルナー通信によりますと、リャブコフ次官はこの発言とともに、「アメリカは、意図的かつ意識的に安保理決議2231、および国連憲章第25条に公然と違反した」と述べています。
また、「我々にとってのヨーロッパの相手国、それもイランや我々とともに核合意を採択に持ち込んだ国々は、アメリカの核合意離脱後のこの1年間、徹底した行動に出なかった。このことは、イラン政府が合意に定められた義務や約束した自発的な責務の履行の一部停止という説得性のある決断を下すきっかけとなった」としました。
さらに、アメリカが他国に対し制裁という手段を行使していることに触れ、「我々はロシアにおいて、わが国に対し行使された制裁のいずれに関しても、アメリカとは協議しない旨を決断した」と語っています。
アメリカが昨年5月8日に核合意の離脱とともに、この国際合意の実施をかく乱し、また、この合意のそのほかの関係国がそれぞれの責務を約束どおり履行していないことを受け、イラン国家安全保障最高評議会は先月8日、この合意に残留している国々に対して声明を発表し、核合意内に定められたイランの責務履行の一部の停止を表明しました。
イランは、核合意内の相手国に60日間の猶予を与え、この期間中にアメリカがこの合意の実施に当たって引き起こした障害の解消に注目するとし、この期間中に改善が見られない場合には、イラン側としてその次の措置を講じる旨を通告しています。
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