米大統領補佐官が、対イラン核合意離脱奨励を計画
7月 01, 2019 13:58 Asia/Tokyo
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ボルトン大統領補佐官とトランプ大統領
情報筋が、「アメリカ政府関係者の一部は、来年のアメリカ大統領選挙前にイランの方から核合意を離脱するよう、同国のトランプ大統領に行動を起こさせようとしている」と語りました。
アメリカの新聞マククラッチーのインターネットサイトが、2つの情報筋の話として報じたところによりますと、ボルトン大統領補佐官とそのほかの補佐官らが核合意に打撃を与え崩壊させるべく、新たな制裁行使を検討中だということです。
来年の大統領選挙予備選に出馬する民主党候補らは先週、予備的な討論において、「イランに対するトランプ大統領の6月の挑発行為は、核合意離脱において同大統領自身が捏造した危機によるものだった」と警告しました。

アメリカのバイデン前副大統領も、対イラン圧力強化というトランプ大統領の政策を「自作の大惨事」だとし、「トランプ大統領は自ら火をつけた危機の火種を消すことで、有効性や権威を獲得しようとしている」と非難しました。
マククラッチー紙はまた、「アメリカの核合意離脱に関係なくこの合意は維持されるだろう。また、イランはアメリカとの再協議に応じず、来年のアメリカ大統領選挙においてトランプ大統領のイメージに疑問を呈するだろう」と報じました。
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