LNAが、リビア首都近郊の移民収容所を爆撃、死者が60人に到達
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LNAによるリビア首都近郊の移民収容所への爆撃
リビアの民兵組織「リビア国民軍(LNA)」が同国の首都トリポリ近郊にある移民収容施設を攻撃し、これによる死者が60人に達しました。
タスニーム通信によりますと、ハフタル将軍が率いるLNAの戦闘機が3日水曜朝、アフリカ系移民の収容施設を爆撃し、これによりさらに数十名が負傷しています。
国連のグテーレス事務総長は3日水曜、この攻撃を非難するとともに、この犯罪行為に関する独自の調査を求めました。
ガッサン・サラメ・リビア担当国連事務総長特別代表も、今回の攻撃を戦争犯罪だとしています。
LNAはここ数年、サウジアラビアやエジプト、アラブ首長国連邦、および一部の西側諸国の支援を得てリビア東部を実効支配しており、最近数ヶ月間は同国北部に向かって進軍しています。
ハフタル将軍は今年4月4日、LNAにトリポリ攻撃を命じており、この攻撃の開始後現在までにトリポリでは740人以上が死亡、ほか少なくとも4400人が負傷しています。
リビアでは2011年の市民革命により故カダフィ大佐が失脚して以来、アメリカや一部のヨーロッパ諸国や地域諸国の介入により、暴力や情勢不安が発生しています。
また、4年前からは各政党や集団による権力闘争の影響で、リビアには2つの議会と2つの軍が存在する形となっています。
現在、リビアではLNAの支持を受けた世俗派勢力が東部を実効支配し、また、国際的に承認されている国民合意政府GNA(シラージュ暫定政権側)が首都トリポリを支配するという形になっています。
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