国連イラン代表部、「イランのミサイル計画については協議不可能」
7月 17, 2019 17:26 Asia/Tokyo
国連イラン代表部が、イランが自国のミサイル計画について協議する意向を表明したとする一部メディアの主張に反論し、「イランの防衛・ミサイル計画については協議できない」と強調しました。
AP通信が、米NBCテレビとザリーフ・イラン外相のインタビュー内容を拡大解釈し、イランが自国の防衛力について協議を行う意向があると報じました。
この誤った報道は、米・トランプ大統領とポンペオ国務長官をぬか喜びさせ、両氏は「我々の成功」と表明しています。
IRIB通信によりますと、国連イラン代表部は16日火曜夜、AP通信の報道を否定し、「ザリーフ外相は、“アメリカはミサイルについて話したいなら、まず地域諸国への武器売却を止めるべき”と述べたが、AP通信はこのザリーフ外相の表明を、イランが自国の防衛ミサイル計画について協議したいものと解釈した」と述べました。
イラン外務省のムーサヴィー報道官もこれについて、「ザリーフ外相は、NBCへの絶妙かつ聡明な回答によって、地域諸国に対するアメリカの武器売却に疑問を呈した」と述べました。
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