国際人権団体HRWが、ミャンマー政府の法的訴追を要請
8月 24, 2019 02:21 Asia/Tokyo
国際人権団体HRWヒューマンライツ・ウォッチが、ミャンマーのロヒンギャ族イスラム教徒数千人の殺害において、中心的な役割を果たした同国政府軍と過激派仏教徒を国際機関に提訴・訴追するよう求めました。
イルナー通信によりますと、HRWは声明の中でミャンマー政府に対し、ロヒンギャ族のイスラム教徒への大規模な犯罪に関する捜査に向けた国際的な動きを妨害することのないよう求めました。
今月25日日曜は、ミャンマー西部ラカイン州で政府軍と過激派仏教徒がロヒンギャ族のイスラム教徒を軍事攻撃した記念日です。
この攻撃の中で数千人が殺害され、およそ100万人が住む家を失い、隣国のバングラデシュに避難しています。
国連の事実調査団は、2017年にミャンマー政府軍が民族浄化を目的にロヒンギャ族のイスラム教徒を攻撃したと認定しました。
国連はこの犯罪の責任者をミャンマー政府軍と断定し、世界最悪の政府軍と表現しています。
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