英でEU離脱危機、首相と下院が連日論争
9月 05, 2019 20:09 Asia/Tokyo
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イギリス下院
イギリス下院が、同国のジョンソン首相による早期選挙の実施提案を否決しました。
イギリス下院は4日水曜夜、合意なしのEU離脱禁止案を可決しましたが、ジョンソン首相は来月15日の早期選挙の実施を発表しています。
イギリス下院は賛成329票、反対300票で同国のEU離脱期限の延長に同意しました。
また、ジョンソン首相による早期選挙向けの措置後に、合意なしのイギリスのEU離脱阻止案を可決しており、これは同首相にとっての敗北要素とされています。
イギリス下院は4日、ジョンソン首相や各政党の党首らが顔をそろえ緊迫した状況の中で、賛成327票、反対299票でジョンソン政権による合意なしのEU離脱案を否決しました。
こうした中、EU支持派や合意なしの離脱への反対派は、イギリス下院における合意なしの離脱阻止案の可決後、議会前に集結して喜びを表しました。
イギリス国民は2016年6月23日、国民投票で52%の賛成票により、同国のEU離脱に賛成しましたが、このプロセスは依然として危機に瀕しています。
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