ナイジェリアでシーア派追悼行事を治安部隊が襲撃、12人が殉教
9月 11, 2019 20:46 Asia/Tokyo
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ナイジェリアでシーア派追悼行事を治安部隊が襲撃
ナイジェリアで、イスラム暦モハッラム月10日のアーシュラーの日となった10日火曜、治安部隊がシーア派の追悼行事に参加していた群衆を襲撃し、少なくとも12人が殉教しました。
イルナー通信によりますと、ナイジェリア・イスラム運動は10日夜、政府側の治安部隊が同国各地で追悼行事の群衆に向かって発砲したことを明らかにしました。
ナイジェリア・イスラム運動の発表によれば、この中で少なくとも12人が殉教、数十人が負傷したということです。
ここ数年ナイジェリアでは、イスラム教徒による追悼行事や集会に対する治安部隊の襲撃が目立っており、数百人が殉教しています。
さらに、過去数か月ではナイジェリアの政府側の因子が何度も、同国イスラム運動の指導者イブラーヒーム・ザクザキ師の拘束に抗議する人々に暴力を行使しています。
ザクザキ師夫妻は2015年12月13日、ナイジェリア・ザリア市内の宗教施設が政府軍に襲撃された際に逮捕されました。
ナイジェリア軍はザクザキ師を拘束した当日、同師の自宅や宗教施設内に集結していた同師の支持者らに向かって発砲し、ザクサキ師の息子3名を含む大勢が殉教しています。
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