マレーシア首相が、ホロコーストに疑問を提示
9月 26, 2019 20:19 Asia/Tokyo
マレーシアのマハティール首相が、ホロコーストで殺害された人々の数に疑問を呈しました。
イルナー通信によりますと、マハティール首相は25日水曜、アメリカのある大学での会合において、ホロコーストで殺害された人々の数に疑問を提示し、「この問題に対する賛成派と反対派からが、いろいろな統計が出されている」と語っています。
また、「ナチスドイツによるユダヤ教徒殺害に対するイスラエル人の視点に反対することは、言論の自由の行使だ」と述べました。
さらに、「私自身やマレーシアに関して、非常に多くの人々が卑劣な発言をしているが、私はこれを阻止したりしない。それなのに、なぜ私がホロコーストへの反対意見を述べてはならないのか」としています。
シオニスト及び、欧米諸国やそのほかの国で力を持つシオニストロビーが、ホロコースト説を、否定できない、また疑いのない事実として世論に認めさせ、その反対派をユダヤ人排斥主義者だと紹介しようとしています。
これに関して、モロッコの思想家ヤクブ・クーヒン氏は「イスラエルは依然として、自らの占領行為を正当化し、国際世論の支持を取り付けるための手段としてホロコーストを利用している」と語りました。
また、「イスラエルは長年にわたり、ホロコーストを口実にパレスチナ人を弾圧してきた」と述べています。
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