エクアドル大統領が、大統領府をキトから一時的移転

エクアドルでの国民の抗議運動が高まったことを受け、同国のモレノ大統領が、大統領府を首都キトからグアヤキルに移転しました。

ロシアのスプートニク通信のスペイン語編集部によりますと、モレノ大統領は、大統領府を一時的にキトから同国南西部グアヤキルに移転させたと発表しました。

この大統領府移転は、首都キトが平穏を取り戻すまで継続されるだろうといわれています。

モレノ大統領の経済関連の決定に対する国民の抗議を受け、エクアドル政府は、同国で緊急事態を宣言しています。

甚大な対外債務を持つエクアドルは最近、４２億ドルの融資受領に関してＩＭＦ国際通貨基金と合意を締結していますが、この融資の支払いは、同国での経済改革の実施が条件となっています。

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