米フロリダ州でテロ関与の疑い サウジ人6人が逮捕
(last modified Sat, 07 Dec 2019 12:18:54 GMT )
12月 07, 2019 21:18 Asia/Tokyo
  • アメリカのフロリダ州の軍事基地
    アメリカのフロリダ州の軍事基地

アメリカ警察が、同国フロリダ州の軍事基地で発生した発砲事件に関与した疑いで、サウジアラビア人6人を逮捕しました。

IRIB通信によりますと、逮捕者のうち3人はこの発砲事件の様子の撮影にかかわった疑いがもたれています。

また、ムハンマド・サイード・アル・シェミラーニー容疑者は操縦士として訓練を受けるため米国に渡航しており、6日金曜にフロリダ州ペンサコーラ基地内で発砲し、3人を殺害しました。同容疑者はその場で銃撃され死亡しています。

同容疑者は、今回の事件の前にツイッター上に、「自分は悪に反対だ。米国は全体的に邪悪な国となっている」と書き込んでいました。

また、「毎日イスラム教徒のみならず人類に対する犯罪を支援し、資金援助し、犯罪を起こしている。だから、自分は米国を嫌悪する」ともしています。

今回の軍事基地での事件の一方で、2001年に発生した同時多発テロは米国内に反サウジアラビア感情を生み出しました。

しかし、米国の政治家はサウジの豊富な石油資源やオイルマネーを目的に、テロを育てるサウジ政府の思想には目を瞑っています。

トランプ米大統領は、就任後初の外遊先にサウジを選択、この際に武器協定1100億ドルを含む4500億ドル相当の協定を同国と結びました。

 

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