ドイツVW社が、カナダで排ガス不正により起訴
12月 10, 2019 20:32 Asia/Tokyo
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン社・VWが、カナダでの排ガス不正・大気汚染対策法違反の罪に問われています。
ロイター通信によりますと、カナダの裁判所は9日月曜、VW社が環境規制に違反する自動車をカナダに輸出した、として訴追しています。
カナダ環境・気候変動省(ECCC)も、VW社はカナダの環境規正法への60件の違反例で起訴されています。
VWは4年前にも、ディーゼルエンジンの排出規制不正問題を引き起こしており、全世界に流通していた同社製のディーゼルエンジン「EA189」を搭載した車両1100万台で、排ガスの試験の結果と実際の走行時の排ガス量のデータが異なる、という事態を引き起こした事実を認めています。
これに関してカナダ環境・気候変動省は2015年から調査を開始していますが、これが長期化していることは同国の環境活動家や弁護士らから非難されています。
ディーゼルゲート事件は、2017年にもアメリカの裁判所で提起され、VWは同国の法律への違反を理由として4兆3000億ドルの罰金の支払いを命じられています。
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