パキスタン首相が、イスラム教徒に対するインド政府の差別を批判
12月 26, 2019 20:50 Asia/Tokyo
パキスタンのカーン首相が再度、イスラム教徒に対するインド政府の差別行為を批判しました。
カーン首相は26日木曜、インドでの国籍法案の可決に触れ、「この国籍法は、単にイスラム教徒を脇に追いやるためのものだ」と語りました。
また、「インド政府は世俗主義を主張しながら、公然とイスラム教徒に圧力をかけている」とし、「インドのイスラム教徒市民の置かれている現状は、状況の正しい理解によりヒンドゥー教徒とイスラム教徒との共存はあり得ないとの結論に達した、パキスタンの建国者らの思想や行動を認めるものだ」と述べました。
インド上院は、近隣諸国からインドに入国した宗教上の少数派(ヒンドゥー教徒、キリスト教徒)に市民権を与える国籍法案を可決しましたが、この法案はイスラム教徒には適用されません。このため、この国籍法はインドを初めとする地域諸国のイスラム教徒の強い反発に直面しています。
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