イラク米軍基地駐留兵士の父親、「息子が安否不明」
1月 18, 2020 20:56 Asia/Tokyo
イラク領内にあるアサド米空軍基地をイランがミサイル攻撃してから10日が経ち、同基地に駐留する一人の米兵の父親が、息子が行方不明だとして届出ました。
息子がアサド空軍基地に配属されているという、米イリノイ州シカゴ在住のこの男性・アーレン氏は、米ケーブル衛星テレビC-SPANの取材に対し、一人息子の安否が全くわからず、米国防総省に何度も照会したもののなしのつぶてであると話しています。
また、「アサド空軍基地に対するイランのミサイル攻撃で被害はなかったと言われているが、この事件後、息子が電話に出なくなった」と述べました。
さらに、「トランプ大統領は神に呪われるがいい」と話しています。
イランイスラム革命防衛隊は今月8日、先にイラクバグダッドで同ソレイマーニー司令官とその同行者が暗殺された事件への報復として、イラク西部のアサド米軍基地などをミサイルで攻撃しました。
複数の報告では、この攻撃で米軍に多くの死傷者が出たとされ、負傷者らは現地の医療設備が十分でなかったことから、ヘリコプターでバグダッドの米軍病院に搬送されていました。
米CNN、英ロイター通信、独ビルト紙などのメディアでは、イランによる夜間のミサイル攻撃の際の米軍基地内の混乱した様子や米兵士たちの感じた恐怖が報道されていました。
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