英紙インディペンデント、「SNSユーザーが米宇宙軍の迷彩服を嘲笑」
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米宇宙軍の迷彩服
米政府が、迷彩柄を採用した同国宇宙軍の新しい軍服を発表した後、SNSユーザーの間で嘲笑が起こっています。
英紙インディペンデントの電子版によりますと、評論家らは宇宙空間で迷彩服が必要なのか、という点を指摘しています。
また、「宇宙空間には迷彩服があわせるべき樹木は存在しない」としました。
米宇宙軍は、今回の軍服に迷彩柄を使用した理由として、「現在の米軍の制服を利用して、コスト削減をはかるつもりだった」としています。
さらに、ツイッター上で「宇宙軍のスタッフは、服装の面で地上勤務者に準じることになるだろう」と表明しました。
ボイジャー スペース ホールディング社のディラン・テイラー氏は、「このような質問をするのは恐縮だが、我々は宇宙空間で迷彩服を必要としているのか?」としました。
また、風刺家のジェームズ・ファルトン氏も、「宇宙空間でいったい何本の樹木が見つけられると思うのか」としています。
米トランプ大統領は昨年12月、4000万ドルの費用をかけて過去70年間における米軍の最新部門として宇宙軍の創設を発表しました。
トランプ大統領は、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で開催された式典で、「米宇宙軍は、我々を侵略から守ってくれるだろう。宇宙空間は世界における新たな戦争の場である。我々の国家安全保障にとっての深刻で新たな脅威が存在する中で、宇宙空間における米国の優位は絶対的な死活問題である。この新宇宙軍は米空軍の監視・権限の領域に置かれ、1万6000人の人員を擁することになる」と語っていました。
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