米上院議員が、イラク・アサド基地攻撃での死傷者に関する米国大統領の欺瞞を批判
1月 23, 2020 21:19 Asia/Tokyo
米のマーフィー上院議員が、「トランプ米大統領がアサド米軍事基地攻撃での死傷者について、まだアメリカ人を欺いている」と語りました。
アメリカのCBSニュースによりますと、アメリカ・コネチカット州選出のクリス・マーフィー上院議員は、イランのミサイル攻撃によるイラク・アサド基地での死傷者に関するトランプ政権の欺瞞について、「頭痛でドイツに搬送される人などいない。重傷の場合にベルリンに搬送されるのであり、今トランプ大統領は大衆を欺いている」と語りました。
トランプ大統領は22日水曜、アサド空軍基地に対するイランのミサイル攻撃での負傷者の状態に関する記者の質問に答え、彼らの負傷の程度は深刻ではなく、一部の物は頭痛を訴えていたと語りました。
中東などを管轄するアメリカ中央軍司令部CENTCOMは、アサド基地での死傷者に関する声明を発表し、12人以上のアメリカ人が頭部外傷の精密検査のためドイツとクウェートに移送されたとしました。
しかし、米国防総省は、アサド基地での正確な負傷者数を発表していません。
イランのソレイマーニー司令官、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官、及びほか8名がテロ暗殺されたことを受け、今月8日、イランのイスラム革命防衛隊はイラクのアサド米軍基地をミサイルで攻撃しました。
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