米上院が、対イラン外交ロードマップの草案を提出
2月 22, 2020 22:18 Asia/Tokyo
アメリカ上院議員らが、イラン核問題の外交的な解決を目指した新たな協議ロードマップの草案を提出しました。
ファールス通信によりますと、この草案は「対イラン外交法」という名付けられ、今年の米大統領選の民主党予備選候補であるサンダース議員のほか、ダイアン・ファインシュタイン議員ら3名の上院議員が連名で提出したものです。
米上院議員らは、この草案の中で「米国がもはや、核合意の紛争解決システムおよび合同委員会における位置づけにないのなら、トランプ政権以前の時代と同様、全ての関係国の核合意復帰およびイランの責務復帰の見返りにそれに応じた経済分野での免除措置のため、一時的合意を目指す協議を支持する」としています。
また、この草案ではイランとの協力を理由に、米国が同盟国に対し経済面での処罰を控える事が盛り込まれています。
さらに、「米政府は、安保理によるイラン制裁の復活を追求すべきではない。それは、この問題が現時点で核合意に残る国の権利として維持されるべきではなく、特に核合意での協力計画の一部に関してイランへの免除措置を考慮し、その枠組みで経済機関が現在の免除措置や、農産物、食品医薬品、医療器材などの人道分野の製品の販売メカニズムを利用を可能とすべきだからだ」としています。
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