イドリブ情勢
露大統領が発言 シリア北部でのロシアートルコ間の緊張をめぐり
3月 02, 2020 22:18 Asia/Tokyo
ロシアのプーチン大統領が、シリア北西部イドリブ県で自国軍とトルコ軍の間で緊張がの高まっていることについて、「ロシア政府はどの国とも戦争を望んでいない」と強調しました。
プーチン大統領はロシアタス通信のインタビューにおいて、「ロシア政府は、どの国とも交戦に繋がらない素地を作ることを求めている」と語りました。
シリア軍が、国内に残るテロ組織の最後の主要拠点を奪還するため北西部イドリブやアレッポに進軍していることから、トルコ軍とシリア軍の間で緊張が高まっています。
トルコ政府はシリア軍のこの作戦行動に反発しており、シリア領土の一部を占領してテロリストを支援しています。
シリア政府は、トルコがテロリストを支援しているのは許されない行為だとして強く非難しています。
トルコ政府の行動は、シリア政府にテロ掃討を目的に正式に招かれ、同国軍の作戦に軍事協力中のロシア軍からも反発を招いています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj