コロナウイルス
国連事務総長がイラン外相の書簡を受け、新型肺炎対策での対イラン国際支援を要請
3月 14, 2020 02:10 Asia/Tokyo
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グテーレス国連事務総長
米の違法な対イラン制裁の解除の必要性を訴える、国連事務総長宛のイランのザリーフ外相の書簡を受け、グテーレス国連事務総長が各国や国連傘下の機関に対し、新型コロナウイルス対策に関する対イラン支援を求めました。
IRIB通信によりますと、グテーレス事務総長は12日木曜夜、「イランへの医薬品の送付の問題に関しては熟知している」とし、「国連は、新型コロナウイルス対策のために、可能な限りのすべてのものを提供するだろう」と語っています。
ザリーフ外相は同日、複数の国際機関の長や他のすべての国の外相らにもそのコピーが送付されている、グテーレス事務総長宛てのこの書簡において、新型コロナウイルス対策に向けて、イランに対するアメリカの一方的かつ違法な制裁の全廃の必要性を強調しています。
また、「イランの保健衛生体制は、新型コロナウイルス対策の責務を担い、また科学的な能力も有しているものの、アメリカの違法な通商制裁、さらには医薬品や医療器材売却、人道支援物資提供の阻止を目的にアメリカ政府関係者が前提条件をつけたことから、イランでの新型コロナウイルス対策に向けた努力が、深刻な障壁に直面している」と述べました。
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