新型コロナウイルス
国連報告、「世界の直接投資が40%減少」
3月 30, 2020 22:26 Asia/Tokyo
国連が、新型コロナウイルス蔓延の影響で世界の直接投資が40%減少すると発表しました。
30日月曜のフランス通信によりますと、スイス・ジュネーブに本部を置くUNCTAD国連貿易開発会議は報告の中で、「新型コロナウイルス拡散の加速は、世界における直接投資の大幅な減少につながるだろう。 世界の直接投資は1月時点での予測よりも40%減少する可能性がある。当時の予測では、直接投資の5%増が見込まれていた」と警告しました。
この数字は、わずか2週間前の予測とも大きく異なり、その時点では「直接投資は1月の予測よりも15%減」としていました。
この報告では、「世界的な供給ネットワークとの関連性を考慮することなしに新型コロナウイルスの拡大を抑えこみ、世界中の企業の休業を減少させようと努力しても、経済全体に壊滅的な影響が及ぶことは完全に明らかだ。すべてとは言わないまでも、ほとんどの主要経済国が深刻な不況を経験している」と分析しています。
これに先立ち、ILO国際労働機関は、コロナウイルスのパンデミックをきっかけに、世界中で何百万件もの雇用が失われると警鐘を鳴らしていました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ