アメリカ全州で新型コロナによる大規模災害宣言 (動画)
4月 13, 2020 21:29 Asia/Tokyo
アメリカで、新型コロナウイルス危機の拡大により、米国史上初めて全州において「大規模災害」宣言が出されました。
米政治専門紙ザ・ヒルはウェブサイトで、「米国内の新型コロナウイルスによる死亡者数がイタリアを抜いて世界第一位になったのと同じ日、最後に残っていたワイオミング州でも大規模災害宣言が出された」と報じました。
トランプ米大統領は12日日曜、ツイッター上で国内全50州において大規模災害宣言が出されたことを認め、「米国が新型コロナウイルスとの戦争に勝つことを願う」と表明しました。
トランプ大統領は、先月22日に米国全土に向けて国家非常事態宣言を発令しています。
米国の法律によれば、大規模災害の状況は非常事態と異なり、ある危機に対する対応が州や地域の能力を超えたと見なされる際に宣言が出されます。
同国では、これまでに56万433人が新型コロナウイルスに感染し、2万2115人が死亡しています。現在米国は感染者数と死亡者数の両方で世界第一位となっています。
このような状況の中、米国各地で遺体の埋葬が大きな問題となっており、関係者らは集団墓地を作ることを余儀なくされています。
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