北朝鮮メディアが、「韓国で偽ニュース横行」と非難 
(last modified Tue, 05 May 2020 11:10:10 GMT )
May 05, 2020 20:10 Asia/Tokyo
  • キム委員長
    キム委員長

北朝鮮の対外宣伝メディア・メアリは5日、「韓国で日増しに勢いを増す偽ニュースが、人々を混沌とした状態に陥らせている」と非難しました。

韓国のヨンハプ通信によりますと、北朝鮮の対外宣伝メディア「メアリ」は、「現在、韓国の保守勢力はユーチューブをはじめとするインターネット放送などを大々的に使って『表現の自由』という美名の下、北朝鮮に不利な偽ニュースを広めようと熱を上げている」と主張しました。

メアリは、先ごろまで世界の関心を集めていたキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の健康悪化説、死亡説には触れていませんが、これを念頭に置いた非難とも受け止められます。

キム委員長は、先月11日の平壌での党政治局会議以降、動静が伝えられず、国際社会や韓国を含む各国のメディアなどの間ではさまざまな憶測を呼んでいましたが、北朝鮮メディアがこれに直接言及することはありませんでした。

しかし2日土曜、「金委員長が1日に肥料工場の完工式に出席した」と20日ぶりに動静が伝えられ、その健在ぶりがアピールされました。

 

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