米フロリダ州で、安全な任務の遂行が不可能として、市警特殊部隊員10人が辞任
6月 14, 2020 17:18 Asia/Tokyo
米フロリダ州南部で、警察の特殊部隊員10人が安全上の懸念を理由に辞任しました。
米CNNによりますと、米フロリダ州南部の街ハランデールビーチで、警察の特殊部隊員10人が安全上の懸念を理由に辞任しました。
隊員らは市警察に9日付で書簡を送付し、最低限の装備や訓練しか与えられず、「隊員より犬の安全を優先するような」政治的風潮に動きを封じられることも多い現状が改善されない限り、任務を十分に果たすことはできないと主張しました。
隊員らはさらに、黒人男性が警官に暴行され死亡した事件への抗議デモに、市警署長らが8日、現場でひざまずき連帯を示した行動にも異議を唱えています。
同市市長は声明で、辞任を遺憾とする一方、住民の安全を守る任務に影響はないと強調し、10人は特殊部隊から外れるものの、市警察にはとどまると説明しています。
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