アメリカで、奴隷関連の銅像の破壊続く
6月 15, 2020 15:03 Asia/Tokyo
米ニューオーリンズ州で、抗議者らが構造的人種主義への反対を示すため、奴隷制に関わる銅像1体を川へ投げ込みました。
14日日曜、ロシアのスプートニク通信が報じたところによりますと、この銅像は有名な奴隷所有者であったジョン・マクドノーの像で、抗議者らは最初に像の半分を破壊し、その後2台のトラックを使ってミシシッピ川に運び、水中へ投げ込みました。
一方、米警察はこのトラックの運転者らを逮捕し、またニューオーリンズ市長も、この抗議者らの行動を非難しました。
アメリカでは、ミネソタ州ミネアポリスで白人警官により黒人男性ジョージ・フロイドさんが殺害されて以降、全国の都市で抗議行動が起こっています。
アメリカにおける人種主義、また一部でその元凶のアフリカ人奴隷貿易を始めた欧州諸国への怒りを見せる抗議者らは、奴隷制時代に関連した銅像を標的にし、それらの撤去を試みています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ