米元大統領補佐官、「米朝協議は韓国が発案」
6月 21, 2020 17:12 Asia/Tokyo
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ボルトン氏
元アメリカ大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたボルトン氏が、自らの回想録の中で「米朝首脳会談は、韓国の発案だった」としました。
韓国の英字新聞コリア・ヘラルドのインターネットサイトによりますと、ボルトン氏はすでに一部がメディアにより公開されている回想録において、「米朝首脳会談は、そのすべてが韓国統一部のイニシアチブだった」と語っています。
また、この回想録において、「北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長は、トランプ米大統領に影響を及ぼしうる人物だ」と述べました。
さらに、「シンガポールでのキム委員長との会談というトランプ大統領の決定は、『愚の骨頂というべき誤り』であり、また同大統領によるキム委員長のホワイトハウスへの招待は、『1つの大惨事』だった」としています。

ボルトン氏の回想録の一部が公開されたことは、トランプ大統領の怒りを引き起こしています。
ボルトン氏は、数回にわたり北朝鮮をはじめとする対外政策に関してトランプ大統領と意見が対立した後、アメリカ政府高官の地位を去りました。
トランプ大統領とキム委員長は核協議という枠組みで、これまで3回にわたり会談していますが、そのいずれもアメリカの過剰な要求の強要により決裂しています。
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