ホワイトハウスが、ボルトン氏の回想録出版の反響を懸念
6月 23, 2020 18:56 Asia/Tokyo
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ボルトン氏の回想録
ケイリー・マクナニー 米大統領府報道官が、「米大統領国家安全保障担当補佐官を務めたボルトン氏の回想録の出版により、情報源がなくなり、外国からの脅迫が活発化することになる」と語りました。
IRIB通信によりますと、ケイリー報道官はボルトン氏の回想録の出版に関して、「この著作で言及されている内容は懸念材料だ』と述べています。
また、「ボルトン氏の著作の情報は、アメリカ国家安全保障幹部らが認めているように、機密内容である」としました。
ボルトン氏の回想録には、ウクライナゲート事件や、米大統領選挙での対抗馬バイデン氏に関する司法調査をウクライナが実行しなかった場合の同国への資金援助停止など、トランプ米大統領にとって不利となる重要な情報が含まれています。
なお、この著作の出版を予定しているサイモン・アンド・シュスター 社は、最近米国内のそのほかの出版社にこの著作のコピーの一部のページを送付しており、彼らはその正式な出版を待つのみとなっています。
ボルトン氏の暴露本である「The Room Where It Happened: A White House Memoir」は23日火曜、出版されます。
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