米ミシシッピ州知事が、州旗変更の法案に署名 南軍のシンボルを排除へ
7月 01, 2020 18:57 Asia/Tokyo
米南部ミシシッピ州のリーブス知事が6月30日、州旗のデザインを変更するための法案に署名しました。
米CNNによりますと、ミシシッピ州の州旗には南部連合(南軍)のシンボルがあしらわれていますが、これが排除されることになります。
リーブス知事は署名前、「これは私にとって政治的な瞬間ではなく、ミシシッピの家族が和解し、前進するために団結することを導くための厳粛な機会だ」と述べました。
ミシシッピ州議会では先ごろ、全米で数週間にわたって人種差別に対する抗議デモが続くことを受けて、州旗変更の法案を可決していました。知事の署名により、住民投票が行われることになります。州旗は1894年に誕生し、赤と白、青のストライプに南軍のシンボルが角に配置されていました。
今後、南軍のシンボルを外した新しいデザインが作られ、11月には投票が行われる見通しです。
南軍の旗やシンボル、南軍指導者の像は長い間、米国を分断してきました。批判者は南軍旗は奴隷制を守るための戦争を表しているとしていますが、支持者は南部の誇りや伝統を示しているとしています。
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