ロシア国会で、クリル諸島譲渡の呼び掛けに罰則導入を審議
7月 16, 2020 19:03 Asia/Tokyo
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クリル諸島
ロシア下院が、同国領土の譲渡の呼び掛け、特にクリル諸島やクリミア半島の譲渡を呼び掛けた場合の制裁法案の審議に入りました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、同法案は15日水曜、下院の文書ベースに入れられて閲覧ができるようになりました。
新法案では、マスコミやインターネットでロシアの領土の譲渡を呼び掛けた市民は7万~10万ルーブル(およそ10万5500円~15万1000円)の罰金が、また公務員には最高で20万ルーブル(およそ30万円)が、法人には最高50万ルーブル(75万円)が科せらるとされています。
14日火曜、ロシアの領土保全の法案はロシア下院の第1読会を通過しました。ロシアからの地方の構成体の切り離し、譲渡を呼び掛けた場合、細工で30万ルーブル(およそ45万円)の罰金か、もしくは最長4年の懲役が科せられるとされており、さらに領土保全の侵犯の試みに対しては、6年から10年の懲役が検討されています。
ロシア領の譲渡禁止の条項は、先日のロシア憲法の修正条項に入れられています。憲法修正は国民投票により、国民の大多数に承認されました。
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