メキシコで人身売買の犯罪グループを摘発、乳幼児含む23人を救出
7月 22, 2020 13:37 Asia/Tokyo
メキシコ南部チアパス州の検察が、児童の人身売買に関与していた犯罪グループを摘発したことを明らかにしました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、同検察は3人の容疑者を拘束し、生後3か月から15歳の児童あわせて23人を犯罪グループのアジトから救出しました。
メキシコの治安当局は人身売買撲滅運動を進めており、その一環でチアパス州サン・クリストバル・デ・ラス・カサス市の民家に強制捜査を行ってこれらの児童を救出しました。その中には2歳から15歳の児童20人に加え、生後3ヵ月、生後12ヵ月、生後20ヵ月の乳幼児も含まれていました。
検察は、この人身売買および未成年の労働搾取に関与したとして、3人の女性を逮捕しました。
容疑者らは、児童に肉体的、精神的ストレスを加えた上で肉体労働を強制していたということです。
救助された児童らはいずれも医師による診察を受けており、栄養失調と診断されています。
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