米国務長官が、南シナ海に関し介入的アプローチ
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ポンペオ米国務長官が、南シナ海は中国に属していないとした干渉的な声明を発しています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
7月 26, 2020 18:27 Asia/Tokyo
  • ポンペオ米国務長官
    ポンペオ米国務長官

ポンペオ米国務長官が、南シナ海は中国に属していないとした干渉的な声明を発しています。

ファールス通信によりますと、ポンペオ長官は26日日曜、ツイッター上で「南シナ海は中国海洋帝国に属していない」と語りました。

そして、「南シナ海に関する各国の見解の相違は、国際法を通じて解決されるべきである」と続けました。

ポンペオ長官はこの数週間、これまで以上に中国への敵愾心をあらわにし、同国に対抗するための新たな国際的連携を求めています。

一方の中国の王毅外相も、アメリカによる南シナ海問題への度重なる介入に反応を示し、「米政府はこの海域で緊張を煽り地域の連帯を弱体化させている。地域諸国は、分裂を引き起こす米国の行動に警戒しなくてはならない」と表明しました。

現在、中国、ベトナム、フィリピン、台湾、インドネシア、マレーシア、ブルネイの各国・地域が、石油や天然ガスなどの天然資源が豊富に埋蔵された南シナ海の広い範囲について領有権を主張しており、意見が対立しています。

アメリカはこの問題に介入することで、地域の対立や緊張を作り出そうと画策しています。

 

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