米大統領が中国に対し、Tic Tokの売却期限を設定
8月 03, 2020 18:11 Asia/Tokyo
トランプ米大統領は中国に対し、Tic TocアプリのMicrosoft社への売却交渉をめぐり、45日間の猶予期限を設定することを明らかにしました。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、トランプ大統領は中国に対し、Microsoft社との交渉完了までに45日間の猶予を与えると表明しました。
米当局は、Tic Tokが中国によって所有されている限り、米国の安全保障上の脅威と見なされると主張しています。トランプ大統領は先月31日、Tic Tokの米国での使用を終わらせると発表しました。トランプ氏はまた、Microsoft社の幹部とも話し合っており、この件についてMicrosoft社にTic Tokの買収を促しています。
米国では、かなりの数の若者がソーシャルネットワークTicTokを利用しています。トランプ大統領は、中国がこの問題を利用して、来る11月の大統領選挙に干渉し、同氏が大統領選に勝利する可能性を減らそうとすることに懸念を抱いています。
米中間の緊張は、ここ数ヶ月でピークに達しており、中国の専門家はこうした緊張が軍事的対立につながる可能性があるとして警告しています。
新型コロナウイルスの感染拡大と、虚偽の情報漏えいに対するアメリカの対中国非難、ならびに中国内政、特に香港自治区での混乱に対する米国の度重なる干渉は、両国間の見解の相違のすそ野を広げています。
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