国際赤十字委員会が、核兵器の脅威を警告
8月 05, 2020 21:22 Asia/Tokyo
ICRC赤十字国際委員会は、世界に存在する核兵器の脅威について警告しました。
5日水曜のイルナー通信は、1945年のアメリカによる広島と長崎への原子爆弾の投下から75年の記念日を迎えるにあたり、ICRC赤十字国際委員会がツイッターに、「現在、世界中に約14000個の核爆弾が存在し、そのうちの数千個が発射準備が整っている」と発表したと報じました。
ICRCはまた、「これらの核爆弾は、それぞれが日本の広島と長崎に投下された原子爆弾よりもはるかに強力で破壊的である」としています。
そして、これらの爆弾が存在する限り、核兵器が使用される危険性があると警告すると同時に、「すべての国と政府は核不拡散条約を遵守し、核兵器の時代を終わらせなければならない」と強調しました。
ICRCがこのように警鐘を鳴らす一方で、米国政府は中距離核戦力全廃条約といった多くの世界的に重要かつ戦略的な条約からの離脱を表明しています。
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